第543回 神戸お話伺いメモ 2011/12/10 [2011年神戸お話伺いメモ]

・70代女性,夫婦2人暮らし。中央区で全壊。西区の仮設住宅を経てこの復興住宅へ入居して11年。これまで何度かの訪問で,ボランティア参加者とも親しくされ,神戸・週末ボランティアの行事にも参加されている。
「何人死にましたか?」などと,「死」という言葉は,胸に刺さるので,使わないでほしい。(東日本大震災もふくめて) 被災者に「お元気ですか?」,「よかったですね」といった言葉をかけてくれるとうれしい。
漠然と「話を聞かせてください」よりも「一緒にお話ししてくれませんか」とか,具体的に「何か教えてください」と言われた方が話しやすい…。この日の訪問では,被災者として体験を語ってきた立場から,お話し伺いに臨むボランティアへのアドバイスや意見をいただいた。

・70代男性,北区で被災。停電や断水はなかった。家が古くなったので,昨年夏,県営住宅を申し込んだところ,1回で当たって,この復興住宅へ。家賃も安く,何も言うことはない。
化学関係の会社を退職し,今は年金生活。時間をもてあまし図書館に通っている。ボランティアにも感心がありそう。

・50代女性,東灘区で全壊。近くの小学校に2~3日避難した後,大阪の親戚宅のマンションで1ヶ月ほど過ごした。足腰を痛め車いす生活だが,内蔵などに悪いところはない。

・90代女性,東灘区で全壊。北区の仮設住宅で4年間過ごした後,この復興住宅へ。身体はどこも悪いところはなく,血圧も安定している。食事も掃除も自分でしている。週4回ほどゲートボール (公認ジャッジの資格も持っている) に行っており,これが元気の源のよう。

・女性。この復興住宅に入居して2年,ここで2人の子どもが生まれ,子育ての最中。インターホン越しに近況をうかがう。

・「何も云うことはありません。ごくろうさんです。」と,自ら支援シートに記入。
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