第549回 神戸お話伺いメモ 2012/3/24 [2012年神戸お話伺いメモ]

・40代女性,一人暮らし。中央区で全壊。同区内の仮設住宅で4年過ごした。
数年前に脳梗塞で倒れ,療養施設で2年過ごした。年来の糖尿病もすすみ,半身不随となって,車いす生活。薬はちゃんと飲んでいる。成人・独立した娘(20代)が近くに住んでいるが,あまり訪ねてこない。
毎日,交替でヘルパーに来てもらって日常生活を送っており,私たちボランティアが訪問した際も,ヘルパーの助けを得ての応対だった。赤いマニキュアが印象に。

・30代男性。兵庫区で全壊。近くの学校に避難した後,父の会社の寮で避難生活を送り,仮設住宅には入っていない。被災当時は高校生だった。
飼っていた小鳥が,いつも早朝に鳴いていたのに,その日だけ鳴かなかったのを不思議に思ったことを覚えている。自分は大丈夫だったが,周囲には,震災のため就職や進学に影響が出た人も。長く派遣でいろいろなところで仕事をしてきた。なかなか採用されないところにもチャレンジして採用されたこともあったことで,前向きに明るくなれた感じ。
東日本大震災の後,一時は鬱のようにもなったが,宮城県の知人に何度も電話して無事を確認したり,水を送ったりする支援をした。

・「手が離せないが,元気です。」<インターホン越しに簡単な応答>

・「うちの人に聞いたら,何も用事がないとのことなので結構です。」<インターホン越しに簡単な応答>

・単車で出かけるところだったので,あいさつ程度のお話し伺い。

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