第551回 神戸お話伺いメモ 2012/4/28 [2012年神戸お話伺いメモ]

・50代男性。東灘区で全壊。新聞配達のアルバイトをしながら大学で国際協力を専攻し,日本の企業に就職した。留学生だったときに被災し,近くの小学校に避難した後,ポートアイランドの留学生住宅に4年居た。
この復興住宅に入居して13年目。近所とはあいさつ程度の付き合い。日本人はなかなか心を開いてくれないと感じることも。それぞれの国や人々の,いいところを伸ばして,交流していけばいいのではないか。

・70代,夫婦2人暮らし。灘区で全壊。同区内の幼稚園の避難所で8ヶ月,同区内の仮設住宅で4年過ごし,この復興住宅へ。高血圧で寝込んでいる状態で,家の中を歩くときはフラフラしているとのことで,私たちの訪問時も時間をかけて出てこられた。
心臓のため入院したことも。夫は神経痛を患っている。たいへん優しくしてくれる。

・70代女性,一人暮らし。長田区で半壊。周囲では大きな被害に見舞われたが,奇跡的に少ない被害で済んだ。地震の揺れでテレビが布団の上に落ちてきたが,暗くて判らず,引っ張ってみたら何か重いなぁと感じたくらいだった。地震に気付かず,嘘のような気がするほどで,被災して難儀した人に申し訳ない思いがする。
8年前に90代の母を亡くして以来一人暮らし。白内障などで眼を悪くしたため辞めたが,最近まで長く洋裁で身を立ててきており,部屋には使い込まれたミシンが。今回と3年前に訪問した際の「予告チラシ」をあわせて大切に取っているなど,訪問を心待ちにされ,新たな参加者を中心とした顔ぶれで,お部屋に上げていただいてのお話し伺いに。

・60代女性。「車イス生活です。(せきずいそんしょうしている)」<自身で支援シートに記入>

・「現在はボランティア様を必要とは致しておりません。毎週,訪問リハビリを受け,毎月末,ケアマネージャーの訪問と,翌月のケアプランを行っています。必要時,ヘルパーさんも来てもらっています。」<自身で支援シートに記入>

・90代女性,一人暮らし。中央区で全壊。「地域の方に,助けられ,がんばっています。ボランティア見回り,デイサービス,ショートステイ,ヘルパーさまなどに,介護されています。家族が週末見てくれます。」<自身で支援シートに記入>

[今年の週末ボランティアの総会は、6月23日(土)に、訪問終了後の午後5時~7時、同じ神戸市勤労会館の701会議室にて行います。普段おいでになれない方も大勢参加して下さい。]                              以上
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