第589回 神戸お話伺いメモ 2013/11/23 [2013年神戸お話伺いメモ]

前回の訪問は参加者5名でした。

・80代女性。中央区で被災。全壊。少し前かがみになって、2,3日前に退院したそうで、立っていらっしゃるのが痛々しい感じだった。病名は圧迫骨折。息子さんと二人暮らし。お孫さんと息子嫁は別に住んでいる。息子さんが心配して、一緒に住んでくれていると言ってられた。食事の事も少しずつ出来ています。お年には見えず、若々しかった。

・50代男性。灘区で被災。全壊。入居10年。子供は息子と娘、4人家族で皆お体は元気との事。ポーアイの仮設は若いというだけで最後住宅が当たらず、一軒だけ取り残されて不気味でした。

・70代男性。ヘルパーさんが出てきて、毎日1時間づつ来られるとか。初めから一人暮らしとの事。

・40代男性。父・母と暮らす。灘区で被災。全壊。お子さんはおらず、ご両親と4人暮らし。今は体が悪く、C型肝炎だとの事。これは小さい頃、病院で移されたかもと言ってられた。あちこちが悪いそうで、そう言えばお顔が黄ばんで見えました。「40代の男性のメッセージはつらいと思った」

・60代女性。中央区で被災。半壊。一人住まい。7階建ての4階に住んでいたが、倒れなかったので、学校の関係(校区)で半壊の家を少し直してくれたので、そこにいました。ご主人は子供が1人前になった時に離婚。一番上の男の子は養子に、中の娘がとても大事にしてくれます。下の娘さんは障害があって、入退院を繰り返し、高校だけは出られて会社に5年いたのですが、上司からいつもいじめられてとうとう辞めてしまいました。その間も入退院を繰り返し、やっと今の場所で事務をしながら、相変わらず入退院を繰り返していますが、無事に一人で生きています。今は私一人で、孫と会ったりして頑張るつもりでいます、とおっしゃっていた。今、3軒の病院に行っていますが、ひざも腰も悪いが、それでも食事は自分でされている。とても若く見えました。お疲れ様です、と言われて、疲れが飛びました。2人のお孫さんは少し耳が悪く、心配です。

・70代男性。「今、リハビリが終わったのでちょっと出てくるからすまんね。お疲れさん」とのこと。

・70代女性。開けてくださったが、お客が来られているので失礼します、とのこと。

・60代男性。中央区で被災。半壊。自宅が半壊だったが、家主さんが直してくれたので、そのまま住んでいた。ここに当たるまで収入は少ないのに家賃も大変であったが、商売がインテリアの仕事。この仕事のストレスで目が悪くなり、今も目が不自由だとか。すい臓、大腸に不具合が見つかっていますと淡々とお話された。きれいなダチョウの卵の飾りを見せて頂きました。奥さんと2人暮らしで、奥様は元気ですとお話しして下さいました。「働くことがうれしい」という感じの人でした。

・40代男性。中央区で被災。全壊。近くの小学校に7ヶ月避難。その後、ポーアイの仮設に5、6年、最後までいた。夜間は暴走族でやかましく、寝れずに困った。職業は理容師だが、関節リュウマチを患い、今は出来ない。手が曲がっている。糖尿病も発病する。月に1回受診。

・80代女性。おしゃれをして、お出掛け時に少し会話をする。家でじっとしていて人の世話を待つのはいやだから働いたり、外に出ることなどを心掛けている、と言われた。すこしマヒ。その後、転倒し、現在左足首、ひざ、ひじに痛みがあると言われた。

・70代男性。中央区で被災。全壊。一人暮らし。小学校に1週間避難していたが、我先に配給を受けたり、目に余るマナーがあちこちで見受けられ、嫌になった。”きずな”なんて言えたものではない、と憤慨しきりでした。2、3日はよかったが、長くなるにしたがってイケズの人が多くなってきた。ごね得の人が多くいた。仮設から今の住宅に入居した。以前は、送迎バスの運転手をしていた。子供2人、孫がいる。自治会の仕事をしている。東日本の人は原発で困っていると思います、と言われた。

・初めての方の感想。「満足」。「短い時間に話を聞くことで、なかなか双方が満足することは難しいと思われるが、ボランティアを続けることに意義があると感じた」。「16年も続いている活動に感動しました」

以上
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