第596回 神戸お話伺いメモ 2014/3/22 [2014年神戸お話伺いメモ]

前回の訪問は参加者5名でした。

・40代男性。書き込みした支援シートを出してきて、返事があった。支援シートには「灘区で被災、全壊。家族4人で生活しています。皆、元気で居ます。特別、相談したい事や困った事はありません」と書いてありました。

・70代女性。東灘区で被災。全壊。入居16年。20分の訪問。地震の直後、近所のお寺に避難する。垂水区の仮設に4年いた。3年ほど前から、背骨の狭さく症で急激に腰が悪くなった。今は杖で歩いている。近所の付き合いはいいほうですと言われた。出来れば、重い荷物があった時に上げ下ろしをして下さったら助かります、と依頼される。今は、ないそうです。子供たちが県外にいるので、なかなか頼めないと言ってられました。コープで宅配をしてもらっているそうです。
訪問者の感想「少し疲れてられる様でした」

・70代男性。インターホン越しに「疲れて横になっている」との事でした。元気を確認。

・小学生の男の子がドアを開けて話をする。4人住まい。震災ではおじいちゃんが大変だったそうです。3分ほどの訪問。訪問者の感想「傾聴ボランティアへの不信感を取り除くような話し方をしました」

・60代女性。ドアを開けられたが、何もわからないと言って閉められた。

・60代男性。「家のものはいない。留守番をしているだけ」と言われた。

・40代女性。「今から出かけるので、ごめんなさい」との事。

・70代女性。「よろしいです」

・20代男性。震災は知らないとの事。今、1歳の赤ちゃんの面倒をみているので話が出来ないとのこと。3分ほどの訪問。最近、引越しされてきた。玄関前には、子供用のスケートボード、一輪車等たくさん置いてあった。

・80代男性。長田区で被災。全焼。入居16年。10分の訪問。奥さんが震災時に亡くなった。娘さんが四国に居る。一人暮らし。初めはインターホン越しだったが、ドアを開けて話が出来た。震災後、県外にしばらくいて、ポーアイの仮設に4年いた。その時、某ボランティアと知り合いになる。仮設時の知り合いが毎年、おせちを持ってきてくれる。LSA室の職員が週3回、来てくれる。足が少々悪いが元気との事。足が悪いので近所を散歩するぐらいしかすることがないと言われていた。

・80才女性。須磨区で被災。全壊。30分の訪問。入居5年。神社前で震災にあう。避難所には行かず、ちかくに長男が居たのでそこでしばらく暮す。友人が他県にいたのでそこで何回も市営住宅を申し込み、やっと5年前にここに入居できた。ご主人は震災前に亡くなっており、震災時は一人暮らし。今でも須磨の商店街が懐かしく、今日も行って帰ってきたところですと言われ、5人全員が部屋にあげてもらった。耳が不自由で10年前から補聴器を装着されている。病気は糖尿病、ヒザ痛、ヘルペスなど。60代70代にしか見えず、80才と聞いて全員が声を出して驚いた。なるべく早めに病院に行くこと、動くことに気をつけているとおっしゃっていた。肌の色艶もよく、声にも張りがあり、とても健康そうな様子でした。神戸に来て、はっきり物事を言うようになったそうです。お子さんは他市に娘さんがいるが、ご主人が半身不随でほとんどこれないとのこと。「ボケ防止」の為に本を読んでられるそうです。広島で原爆にあわれた。30キロ圏内だったが、友人、知人、親戚を探して市内を歩き回ったので、2次感染した(入市被爆)。被爆して10年後に被爆手帳をもらう。

以上
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