第578回 神戸お話伺いメモ 2013/6/8 [2013年神戸お話伺いメモ]

前回の訪問は新人1名を入れて参加者7名でした。

・40代男性。40分のお話。昨年の8月に入居。公団入居。灘区の6棟続きの木造に住んでいた。半壊。当時、母親と二人暮らし。今はこの家に母だけが住んでいる。震災後、姉の所に2、3日いて、姉の実家に3ヶ月いた。震災の時、豆腐屋は早朝で火を使い、家事になった。電気が初めに通じたが、通電の時に火災がおこった。震災の時は、りんご1個と水の配給だけだった。通信会社に勤めていて、東京、広島、そして又神戸に転勤になった。近所付き合いはあまりない。まだ更地が多い。歯抜けの土地もある。そのままのとこもある。震災復興はまだまだだ。新長田など再開発のことも話題になり、いろんな話になった。若い人の割にはよく話しをしてもらえた。東北の話にもなった。話題が豊富である。

・女の子だけ。安否のみ。

・40代女性の声で「すみません」と安否のみ。

・60女性。「少しの時間だけ働いていますので、家にはいません。今の所、何も心配はいりません。ありがとうございます」と留守シートに万年筆できれいな字が書かれていた。

・30代男性。10分の訪問。東灘区で被災。全壊。兄以外の3人が家の下敷き。近所の人に助けてもらう。今はよくなったが、3人とも圧迫され怪我したという。胸まで赤銅色で真っ赤に日焼けした、健康そうな青年でした。震災当時中学生。公団入居。入居10年。家賃10万円。去年、お母さんが亡くなった。今時、珍しい感じのいい青年でした。

・50代女性、入居1年。忙しい、関係ないと返事。一般入居の人みたいだった。

・子どもが出てきたが、震災の時まだ生まれていなかったとの事。安否のみ。

・50代の女性。「結構です」と返事。安否のみ。

・70代女性。灘区で被災。文化住宅の2階に住んでいた。全壊だが解体せず。ここは入居14年。震災後、郊外の妹の家に1年間いた。解体されていなかったので元の家に戻り、住んだが風が吹くと天井を風が通り、すぐに引っ越した。腰痛や動脈硬化などで介護保険を使いたいが、簡単に使えず腹が立つといわれていた。ひざや腰は今は治っている。訪問者から、介護保険の件は同感と共感の声が漏れた。借り上げ住宅の「20年期限」が心配だと熱心にお話された。ここの住宅は6年後の平成31年3月までが期限だと神戸市はいうが、その時84歳と9ヶ月。神戸市が定める85歳以上に3ヶ月足らない。このことが心配だ。どうにかして欲しい。借り上げ住宅の問題は深刻な問題だが、3ヶ月の差で出なければならないなど問題がありすぎることなど、玄関先で大いに話になった。

・留守シート有り。「住み替えが心配」とのみ書かれていた。

以上

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。